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熱がコンピュータを襲う(iBook、MacBookの場合)

       
  熱い季節(6月~10月)に熱暴走のトラブルは起こりやすくなる
  熱伝導シート   ロジックボードのトラブルで、経年することにより起こりやすい熱トラブルを説明します。
コンピュータのロジックボード上ではCPUの発熱をヒートシンク、ファンで温度を放熱するシステムを持っています。
左図のようにCPUから発熱する温度を吸収して拡散する冷却システムを持っています。
  
CPU →  熱伝導シート(ジェル)図ではブルー部分です →  ヒートシンク(空冷放熱板)

ヒートシンクとCPUの間に挟まっているのが熱伝導シートもしくは熱伝導ジェルです。
熱伝導シート(ジェル)はCPUの熱をヒートシンクに伝える役割です。
材質は湿布剤のようにやわらかく弾力性があり(ジェル)、CPUとヒートシンクの間を隙間なく接着させます。
シートでもジェルでも軟粘着性です。
       
  経年、高熱にさらされる熱伝導シート(ジェル)
  CPU   写真のように本来はやわらかく、弾力性があるはずの熱伝導シート(ジェル)が、経年による原因で固まります。
硬化することにより、 ヒートシンクとCPUの間に隙間が出来ることによって熱伝導の効率が極端に
悪くします。その為、CPUの発熱を発散することが出来ないためCPUが熱暴走を起こし、CPUにダメージを与えることで、CPUを破壊してしまいます。
結果的に電源が入らないという現象になります。
コンピュータが5回目の夏を向かえたらハードディスク交換時に、熱伝導シートの交換もお試しください。

CPUの許容温度範囲といわれるものも存在しますが、正確に計測できる温度計がないので
(高額なものはあります)目安としてフリーソフトの温度計で監視するのも方法です。
(写真は中央部CPUの上に、硬化したために割れ残った熱伝導シートです。)
       
  どうして?Macのファンは何のためにあるのでしょうか、不思議です。
  ヒートシンク   トップカバー、アッパーシールドをはずし、修理をしているとファンを見ることが出来ます。
ファンが回っているときを見るのは、概ね二つのシーンです、電源を入れるてファンが1~2秒
回って止まり、それから起動する。
正常なスタートです。
もうひとつは電源を入れると、これでもかと回り続けるファン。コンピュータは起動しないです。
(写真はヒートシンクです。グレーの抜けている部分が上の写真のCPUに張り付いている部分です)
       
  冷却ファンならば!
  ヒートシンク   防衛策としてファン常に回す? フリーソフトがありますので紹介します。
問題の多いG3には使用できないようです。G3用をご存知の方はお知らせください。
G4FanControl0.5
http://www.macupdate.com/info.php/id/25043/g4fancontrol
(写真は黄色い枠線がファンです、赤い枠線はCPUがあたる熱伝導シートです)
       

 

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